神の啓示
2009-06-01 03:39
首が回らない。
といっても、借金に追われているわけではない。
左45度以上の回転は激痛を伴い、緊急避難的にピサの斜塔よろしく常に右に傾いている。
分かりやすく言うと「ん?」の姿勢がベスポジなのである。
原因は分からない。病院で首輪が支給されたが、病名も分からない。
50代と思しき看護婦に座薬を突っ込まれたが、痛みは引かない。
これはもう神のいたずらだと思うしかない。と書く間に記憶が鮮やかに蘇る。
5年前の暑い夏。
蓮舫さん当選に向けて一体となった懐かしい夏。
後ろからの追突事故により首輪を余儀なくされた痛ましい夏。
暖かいコメントをギプスに残す麗しき恒例に漏れず、当時の選対メンバーはこぞって筆を持ってくれた。もちろん蓮舫さんも手塚さんも。
嬉しい記憶がないのは、きっと寄せ書きではなく落書きだったのだろう。
いずれにしても、夏場に首を温めながら大勝利を飾った特別な記憶だ。
そして今回も首を温めながら選挙に臨んでいる。
果たしてこれが偶然で片づけられるのだろうか。
大きな決戦の前には自らハンデを背負い打ち勝つ、これが僕の運命なのかも知れない。
その勝利の味をさらに引き立てるために。
とかなんとかいって、今回のハンデは強烈だ。
なにせ、駅頭でビラがモーレツに配りづらい。
右から来る人には笑顔で渡せるが、左から来る人には般若で渡す。というより、これだけ視野が狭まると左から来る人が見えない。草原を駆けるインパラだったら百獣の王に瞬殺であろう。
これは非常にまずいので今から整体・ハリ・マッサージ、あらゆる手を駆使して回復に努めたいと思う。
首が元でクビになったらそれこそシャレになりませんからね。